米軍、シリア領内でISISを空爆
オバマ米大統領は当初、イラクに続いてシリアでも空爆を実施することに消極的な姿勢を示していた。
しかしISISの勢力増大にともなって強硬策を求める声が高まったことを受け、今月10日の演説でシリア空爆も辞さないと表明。「米国を脅かす者に安全な隠れ場所はないというのが、大統領としての基本原則だ」と述べた。
米当局者らは先週、シリア空爆の準備がすべて整い、あとは大統領のゴーサインを待つだけだと話していた。情報当局と軍の専門家らは数週間前から、24時間態勢で標的リストの作成を進めていたとされる。