金正恩氏不在の北朝鮮、妹の金与正氏が代行就任か
与正氏は1987年か88年生まれで、正恩氏とともにスイスの私立学校に通っていた。故・金正日(キムジョンイル)氏が4人の女性との間にもうけた7人の子どもの末娘で、正恩氏と同じ母から生まれた。
父に気に入られてスイスから帰国後は政府の要職を与えられ、正恩氏の体制下でも首席補佐官的な役割を果たしていたという。
北朝鮮のナンバー2とナンバー3の韓国訪問も、与正氏の関与が大きかったと北朝鮮情勢に詳しいマイケル・マッデン氏はみる。
10月10日には朝鮮労働党創立69年を祝う式典が開かれる予定で、この場に正恩氏が出席するかどうかに大きな注目が集まっている。