米投下の武器類、ISISが入手か 落下地点それ
トルコ・シリア国境付近(CNN) シリア北部のアインアルアラブ(クルド名コバニ)市をめぐるイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」とクルド人部隊の攻防で、米軍がクルド人支援で同市に投下した武器弾薬や医薬品などの一部がISISに奪われた可能性があることが23日までにわかった。
米政府当局者によると、米軍が20日にパラシュートで投下した支援物資の包みは計28個。このうち1個だけが目標の落下地点をそれたため、米軍機が戻り、破壊したという。
しかし、ソーシャルメディア上にISIS戦闘員とみられる人物が包み1個のそばにいる画像が載ったことが判明。この人物が包みの中にあったとみられる手りゅう弾や迫撃砲の砲弾が入った箱を示す画像もあった。
この画像の包みが米軍が投下したものなのかは不明。