エボラ熱感染の医師、シエラレオネから米国へ

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西アフリカ諸国ではエボラ出血熱が依然猛威を振るっている

西アフリカ諸国ではエボラ出血熱が依然猛威を振るっている

(CNN) シエラレオネ国籍で米国の永住権を持つ医師が、エボラ出血熱の治療を受けるためシエラレオネから米ネブラスカ州の病院に搬送される。15日にも到着する見通しだという。政府当局者が明らかにした。

医師は配偶者が米国人で、子どももいるという。世界保健機関(WHO)によると、シエラレオネではこれまでに5300人以上がエボラ熱に感染し、1100人以上が死亡している。

医師はネブラスカ州オマハにあるネブラスカ医療センターに入院する。同センターは、エボラのような危険性の高い感染症に対応できる設備が整った米国内の4施設のうちの1つ。リベリアでエボラ熱に感染した米国人医師とフリーランスカメラマンも同センターで治療を受けて退院している。

これまでに米国で治療を受けた患者の生存率は、西アフリカに比べて大幅に高い。しかし今回の患者の容体などは現時点で分かっていない。

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