警官らに警戒呼び掛け、テロ組織に活動の兆し フランス
(CNN) フランスで発生した風刺週刊紙シャルリー・エブド本社の襲撃事件と2件のたてこもり事件を受けて、同国当局はテロへの警戒を強め、警官らに武器を携行するよう呼び掛けている。
仏警察の情報筋がCNNに語ったところによると、同国では9日から10日にかけての24時間に、これまで潜伏していた複数のテロ組織が活動を開始したとされる。警察が標的となる恐れがあることから、警官らにはソーシャルメディアでの発言を中止し、武器を常時携行するよう指示が出た。
同情報筋によれば、パリ東部のユダヤ系食料品店に立てこもり、警察の突入作戦で死亡したアメディ・クリバリ容疑者(32)は、電話で繰り返し警察への攻撃を予告していたという。