パリ上空に不審な無人機、観光名所や米大使館周辺を飛行
ワシントン(CNN) フランスのパリで24~25日にかけてエッフェル塔などの観光名所や米大使館の上空を飛行する不審な無人機が相次いで目撃され、当局が神経をとがらせている。
誰が無人機を操っているのかは不明。司法当局者はCNNの取材に対し、危険があるかどうかは分からないとしながらも、米シークレットサービスがフランス当局と連絡を取り合っていることを明らかにした。
無人機は24日早朝までにエッフェル塔やバスティーユ監獄、米大使館などの上空を飛行する5機が目撃されたのに続き、25日未明にかけては国会議事堂や駅の上空でも目撃情報が相次ぎ、地元の当局が捜査に乗り出していた。
パリ検察によると、25日には中東の衛星テレビ局アルジャジーラの記者3人が無人機を使っているところを見つかって逮捕された。しかし目撃情報が相次いだ不審な無人機とは無関係だったという。
アルジャジーラは、今回の無人機騒ぎについて取材していたと説明している。