チュニジアの博物館襲撃、実行犯2人はリビアで軍事訓練
(CNN) チュニジアの首都チュニスで発生した博物館襲撃テロで、同国の治安担当閣僚は20日、実行犯の男2人は隣国リビアの軍事キャンプで武器操作の訓練を受けていたことを明らかにした。
ラフィク・シェリー治安担当閣僚は地元の民間テレビに対し、2人は昨年12月にリビアへ不法に出国したと指摘。今回のテロを起こすまでチュニジア内に潜伏していたと述べた。
2人に犯行を指示していた組織は不明。リビア内で2人に訓練を施した組織についても触れなかった。
チュニジアのカイドセブシ大統領の声明によると、同国治安当局は今回の事件に関連し、9人を逮捕。このうちの4人は犯行に直接関与していた。
事件に関してはイスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が関与を認める音声メッセージを出している。ただ、このメッセージの真偽は不明。