サウジ、イエメンに地上部隊派遣の構え 戦闘長期化も

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イエメンでの空爆には9カ国が参加

イエメンでの空爆には9カ国が参加

サヌア(CNN) イエメンのイスラム教シーア派武装組織「フーシ派」への空爆を主導しているサウジアラビアは、地上部隊の派遣も辞さない構えを示している。地上戦に突入した場合、戦闘はさらに長期化する恐れがある。

サウジが主導するスンニ派主体の連合軍は30日も、イエメン国内のフーシ派拠点に対する空爆を続けた。連合軍に参加しているのはサウジとアラブ首長国連邦(UAE)、クウェート、バーレーン、カタール、ヨルダン、モロッコ、エジプト、スーダンの計9カ国。米国は後方支援や情報提供の分野で協力している。

フーシ派はシーア派の大国、イランの支援を受けているとされ、ハディ政権との争いはイラン対サウジの代理戦争の様相を呈している。

サウジとエジプトは、かねて地上戦の可能性に言及してきた。イエメンのヤシン外相は28日、連合軍の地上部隊が数日以内にイエメン入りするとの見方を示した。

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