活動家らが警官隊と衝突、200人以上拘束 COP21
(CNN) 国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)の開催を控えたパリで29日、環境活動家らの集団が警官隊と衝突し、200人以上が拘束された。
パリでは13日の同時多発テロを受け、公共の場でのデモなどが規制されている。これに反発した活動家らが市中心部のレピュブリック広場で、警官隊に靴や瓶、さらに同時テロ犠牲者にささげられていたろうそくなどを投げ付けた。
オランド仏大統領は、COP21に合わせて「厄介者たち」がパリへやって来ることは分かっていたと述べ、「だからこのような集会を禁止したのだ」と語った。
パリ警視庁のカド総監も、ろうそくを投げ付けた行為は「極めて無礼」な態度の表れだと非難した。
一方、デモの代わりに数千足の靴を並べ、環境保護を訴えた団体もあった。
COP21は世界各国から150人近い首脳らが参加して、30日から開催される。オランド氏は29日、国連の潘基文(パンギムン)事務総長、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と会談。オバマ米大統領も29日夜にパリに到着し、30日午前に習氏と会談する。
Dans la foule certains ont lancé des projectiles, en réponse les lacrymogènes des CRS #MarcheClimat pic.twitter.com/BKv6tmlqda
— Sophie Perez (@sophie_perez10) 2015, 11月 29