ライオンが市街地に迷い込む、2頭戻らず ケニア首都
(CNN) ケニアの首都ナイロビで19日、ライオン数頭が国立公園から逃げだし、市街地に迷い込む事件があった。野生動物保護当局の報道官によると、19日午後までに2頭が無事に公園に戻ったものの、少なくとも2頭がまだ逃げたままの状態となっている。
住宅地でライオンを見たとの通報があったのは19日未明。野生動物保護当局の捜索チームが出動した。
同当局の報道官によれば、まだ逃げているライオンも20日未明までには国立公園に戻る見通し。最初の2頭がどのようにして戻ってきたのかについては言及しなかった。
国立公園はナイロビの中心的なビジネス街の近くにあり、周囲の大部分は電流フェンスで囲まれているが、南側だけは川が外部との境界になっている。ライオンがどういった経路で逃げ出したのか現時点では不明。
この公園ではほかにも、ヒョウやバファロー、キリンなどがいる。
当局者は警戒を促しており、ライオンを見つけたら通報するよう住民に呼びかけている。