フィリピン爆発 男女3人の行方追う、イスラム過激派か
(CNN) フィリピン南部ミンダナオ島のダバオ市で2日夜に起きた爆発で同国の国家警察は3日、事情聴取の対象者として男性1人と女性の2人の行方を追っていることを明らかにした。
国家警察のロナルド・デラ・ロサ長官がCNNに述べた。爆発は迫撃砲弾を使った即席の爆発装置と判明し、背後に過激派グループが介在していることを示しているとも述べた。
長官はまた、3日夕にダバオ市で記者会見し、爆発の目撃者の8人を見付け、容疑者1人の似顔絵を作ったことを明らかにした。
爆発の現場は混み合っていた夜市で、犠牲者は14人で負傷者は68人。地元のテレビ局CNNフィリピンは地元の病院当局者の情報として、負傷者のうち15人が重体と伝えた。