ISIS幹部、警察の急襲作戦で死亡 トルコ南東部
イスタンブール(CNN) トルコ南東部の都市ガズィアンテプで16日、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」の地区責任者を務めていた人物が警察の急襲作戦で死亡した。
国営アナトリア通信が警察や地元当局の話として伝えた。
警察が同責任者の隠れ家を急襲して本人を殺害した。妻と2人の子ども、さらにISISのメンバーとみられる少なくとも19人が拘束された。この作戦で警官3人も死亡したという。
ガズィアンテプはシリア国境に近く、約95キロ南方には同国北部の激戦地アレッポがある。8月には結婚式場での爆弾テロで女性や子どもら50人以上が死亡し、ISISが犯行声明を出していた。
5月にガズィアンテプの警察署で起きた爆発では、警官2人が死亡した。
トルコでは今年、各地でISIS関連のテロが続発している。