シリアの「悲劇」の陰にロシアの存在、英情報機関トップが警告

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
拡大するシリアの「悲劇」について英情報機関トップが異例の演説

拡大するシリアの「悲劇」について英情報機関トップが異例の演説

ロンドン(CNN) 英対外情報部(MI6)のアレックス・ヤンガー長官は8日、ロンドンの本部で演説し、惨状が次々明らかになるシリアの「悲劇」について、ロシアの果たしている役割に警鐘を鳴らした。

ヤンガー長官は「(シリア北部の都市)アレッポにおいてロシアとシリア政府は不毛の地を作り出そうとし、それを平和と呼ぼうとしている」と述べた。

現職のMI6長官が本部で、外部にも公開された形で演説をするのは初めてのことだ。

演説はMI6の情報公開を求める声に応えたものだが、出席が認められたのは少数の記者のみだった。記者らはロンドン中心部の別の集合場所から本部に移動させられ、電子機器の持ち込みは禁止。ノートにメモを取ることだけが認められた。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「World」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]