アレッポ東部への砲撃再開か 住民の避難は始まらず
(CNN) シリア政府軍と反体制派の停戦が発表されたアレッポ東部で、住民避難のバスが予定時刻を過ぎても出発していないことが分かった。一部の地域で停戦がすでに破られたとの情報もある。
在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(SOHR)」によると、反体制派に支配されていた地域からは住民が数台のバスで避難することになっていたが、バスは予定の2時間後になっても出発せずにとどまっている。
市内の活動家らは、反体制派の地区数カ所で砲撃が再開されたと話している。
シリア政府は13日、反体制派が支配していた同市東部を制圧したと発表。トルコの仲介で政府軍、政府系民兵と反体制派の停戦合意が成立していた。