寒さに追い詰められる難民たち、2千人が窮状 セルビア

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支援当局から1日に1回食事を受け取る

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ベオグラード(CNN) 欧州各地を寒波が襲う中、セルビアの首都ベオグラードでは約2000人の難民が、窓は割れ、暖房もなければお湯も出ない元倉庫で何とか冬を生き延びようとしている。

移民の多くはアフガニスタン出身だ。零下11度の寒さと激しい雪嵐の中、ジャケット姿で震えている人も多い。

倉庫の中、男たちはたき火の周りに集まって冷え切った手を炎にかざしている。寒さと立ちこめる煙のせいで、あちこちから咳が聞こえる。

「中は煙っていて、電気もなければお湯も出ない」と語るのは、ここに暮らすハヤト・アリ氏(40)。8カ月前にパキスタン北部スワート渓谷からやってきた。「衣類を洗うこともできないし、もう1カ月もシャワーを浴びていない」

多くの人は冷たいコンクリートの床に敷かれた汚れたマットレスでざこ寝している。ここにはトイレも体を洗う場所も、プライバシーもない。

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