ロシア地下鉄爆発、トランプ氏がプーチン大統領に電話で弔意
ワシントン(CNN) 米ホワイトハウスによると、ロシア第二の都市、サンクトペテルブルクで起きた地下鉄爆破事件を受け、トランプ大統領が3日、同国のプーチン大統領に電話で弔意を伝えた。
トランプ氏は電話でさらに、ロシア国民への支援を申し出たという。
ホワイトハウスによると、両首脳はテロを早く撲滅する必要があるとの考えで一致した。
ロシアのメドベージェフ首相は、今回の爆破事件に対し「テロ行為」という表現を使っている。
トランプ氏がプーチン氏と電話で会談するのは、就任直後の1月末以来初めて。この時は同じ日に安倍首相やドイツのメルケル首相ら4人とも会談していた。
プーチン氏は昨年11月の米大統領選でトランプ氏が勝利した数時間後にも電話で祝意を伝えていた。
両首脳は互いに好意的な姿勢を示し、トランプ氏はテロ対策などでロシアとより良い関係を築くと表明してきた。
一方、米情報当局はロシアが大統領選に介入し、トランプ陣営に肩入れしたとされる疑惑を調べている。トランプ氏はこの疑惑を「でっち上げだ」として否定し、プーチン氏も不正は一切なかったと主張している。