南北外相がマニラで対話、韓国の文政権発足後初

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韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。南北外相の対話は文政権誕生後初めてだった

韓国の文在寅大統領(左)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長。南北外相の対話は文政権誕生後初めてだった

フィリピン・マニラ(CNN) 韓国の康京和(カンギョンファ)外相と北朝鮮の李容浩(リヨンホ)外相は6日夜、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連外相会議のために訪問中のフィリピン・マニラで対面し、言葉を交わした。韓国メディアが伝えた。南北外相の対話は、韓国で5月に文在寅(ムンジェイン)政権が誕生してから初めて。

国連安全保障理事会は5日、先月2度にわたって大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮への制裁決議案を全会一致で採択していた。

文大統領は長年にわたり、朝鮮半島の緊張緩和に向け、北朝鮮政府と対話する姿勢を示している。文氏は、盧武鉉(ノムヒョン)政権時代に側近として、政治的・経済的な関与を高める「太陽政策」の取り組みを進めた。

文大統領とトランプ米大統領は6日夜に電話会談を行い、北朝鮮や、北朝鮮に対する安保理の制裁決議について協議した。

ホワイトハウスの声明によれば、両首脳は北朝鮮について、米国や韓国、日本、世界のほとんどの国にとって重大かつ増大する直接的な脅威であることを確認したという。

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