ベラルーシ、ウクライナとの国境に特殊作戦部隊を配備
(CNN) ベラルーシ軍はウクライナとの国境に特殊部隊を配備する。同軍参謀総長が明らかにした。「米国とその同盟国が国境での軍事プレゼンス(存在感)を高め続けている」ためとしている。
10日に発表された声明によると、「南方でベラルーシ共和国の安全を確保するために、特殊作戦部隊が3方向に展開されている」という。
ウクライナ人がベラルーシの国境近くに2万人の部隊を作り「対応が必要だ」としている。
また、「地中海とバルト海での海上及び空中発射の巡航ミサイルを運ぶグループの出現、ポーランドとバルト三国での航空隊の増加はベラルーシ共和国への脅威の高まりを示している」と声明には書かれている。
さらに「即応部隊を確認する第2段階の一環として、大隊の戦術グループが西部と北西部方面に派遣された。それらを強化するために、防空、ミサイル部隊、砲兵部隊が戦闘機能を確保すべく前進している」とある。
ベラルーシ国営ベルタ通信のテレグラムのアカウントに投稿された動画解説によると、ベラルーシのフレニン国防相は10日、即応部隊の第2段階点検を開始したと述べた。