ウクライナ国防相、「希望の軍装備」で戦闘機の供与要望
(CNN) ウクライナのレズニコウ国防相は25日、同国が西側諸国に望む兵器支援の中には戦闘機が含まれていることを明らかにした。CNNの取材に述べた。
その上で、ウクライナ政府の現在の最優先課題はロシアによる空爆やミサイル攻撃を阻止する防空兵器の強化と主張。
「自国の空を閉じ込め、防御しなければならない。これが優先順位でナンバーワンだ」とし、「この後でより多くの戦闘車両、戦車、砲門や無人機などを入手する必要がある」と強調。「我々は人的資源を持っている。必要なのは兵器だ」と説いた。
その上でチャーチル元英首相の「道具を与えられたら、我々は仕事を終えるだろう」との言葉を引用した。
ウクライナが供与を求める兵器については同国国防省情報総局の幹部が先にCNNの取材に、ロシア軍の補給線を封じ込めるなどのためにロシア内を射程に収める長距離ミサイルを調達する必要性を訴えてもいた。