麻薬密輸容疑で逮捕のトヨタ役員が辞任
香港(CNNMoney) トヨタ自動車は1日、麻薬取締法違反の疑いで逮捕された米国人常務役員、ジュリー・ハンプ容疑者が辞任したことを明らかにした。
トヨタは声明で、関係者らに心配や迷惑をかけていることを考慮し、ハンプ容疑者の辞表を受理したと述べた。
ハンプ容疑者は今年4月、同社初の欧米出身の女性役員として起用され、広報を担当していた。日本で麻薬に指定されている薬物「オキシコドン」を輸入したとして、6月中旬に逮捕された。
オキシコドンは米国では鎮痛剤として合法的に処方される。ハンプ容疑者は警察の調べに対し、麻薬を輸入したつもりはないと供述していると伝えられる。