謎の飛行物体「この目で見た」、元米軍パイロットが証言

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米国防総省はUFOに関する研究を実施しているという

米国防総省はUFOに関する研究を実施しているという

(CNN) このほど発覚した米国防総省の極秘UFO研究プロジェクトに関連して、2004年に未確認飛行物体を目撃したという米海軍の元パイロットがCNNのインタビューに応じ、自分の目で確かに見た物体は、生涯で一度も見たことのない物体だったと証言した。この物体が飛行する様子をとらえた映像も公開されている。

米軍機のコックピットから謎の物体を目撃したのは、海軍のパイロットだった元兵士のデービッド・フレバー氏。19日夕に行われたCNNのインタビューの中で、この物体について「白い楕円形で、北を向いて不規則な動きをしていた」と振り返った。

その様子は今も鮮明に覚えているといい、「私が接近すると、相手は急加速して南へ向かい、2秒足らずで姿を消した」と語る。

謎の物体に翼はなかった。だがヘリコプターとも明らかに違ったと同氏は言う。「ヘリコプターが左右に移動する時は、比較的ゆっくり動き、それからスピードを上げて反対側へ移動する」「ところがこの物体はものすごく動きが急で、ピンポン玉が壁にぶつかって跳ね返るようだった」。そんな動きをする飛行物体は見たことがなかった。

この物体は水上でホバリングすることができたといい、フレバー氏らは5分ほど追跡を続けた。「その後垂直上昇を始め、ゼロから約1万200フィート(約3600メートル)まで上昇して2秒以内に加速し、姿を消した」

こうした証言に疑いの目を向ける人もいる。「説明できないものを疑うのは簡単だ」「だが我々が追跡したのは実在の物体だった」とフレバー氏は強調する。

国防総省の極秘プロジェクトでは、フレバー氏が目撃した物体をはじめ、軍のパイロットが遭遇した未確認飛行物体の映像や音声の検証を行っていたが、2012年に予算が打ち切られた。

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