3週間漂流の漁船、大型客船に遭遇 偶然の針路変更が「奇跡」呼ぶ
救出された2人は、中米コスタリカを出航して船の中で寝ていたところ、悪天候で船が流されたという。戻ろうとする途中で燃料も使い果たした。船に積んでいたのは7日分の食料と水のみで、魚を釣ってしのごうとしたと話しているという。
1人は衰弱がひどく歩くことができなかったが、2人ともけがはなかった。
2人はオチョリオスで下船して医師の診察を受け、クルーズ船の乗員は、退院後の衣類や食費として300ドルを提供したという。
「もしもわれわれが予定を変更していなければ、あの時刻にあの場所にはいなかった。ちょっとした幸運が奇跡を呼ぶこともある」。ロイヤル・カリビアンの気象専門家はそうツイートしている。