パドレス一筋の「安打製造機」、トニー・グウィンさん死去
「安打製造機」トニー・グウィンさんが死去
(CNN) 米大リーグ(MLB)、サンディエゴ・パドレス一筋で20年間外野手としてプレーし、2007年に野球殿堂入りを果たしたトニー・グウィンさんが16日、唾液腺がんのため死去した。54歳だった。グウィンさんはカリフォルニア州ポーウェイの病院で家族が見守る中、息を引き取った。
グウィンさんは現役時代、パドレスで通算3141安打を放ち、通算打率は3割3分8厘。オールスターにも15回出場した。01年の現役引退後は母校サンディエゴ州立大野球部の監督に就任。大学時代は野球だけでなく、バスケットボールの選手としても活躍した。
現在、グウィンさんの息子トニー・グウィン・ジュニア選手がMLBフィラデルフィア・フィリーズの外野手として活躍している。