ポルトガルがロスタイム同点弾、米と引き分け W杯
(CNN) サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は第11日の22日、1次リーグG組の米国対ポルトガル戦が行われ、ポルトガルが後半ロスタイムに同点弾を決めて2―2で引き分けた。
ポルトガルは前半5分、アメリカのDFキャメロンのクリアミスをFWナニが拾って得点。GKベトの好セーブなどで米国にゴールを割らせず、1-0のリードで前半を終えた。
後半に入ると米国は右サイドからのカウンター攻撃などで攻勢を強め、同19分にジョーンズが得点。さらに同36分には、初戦のガーナ戦で鼻を骨折したデンプシーがゴールを決めて2―1と逆転した。
後がないポルトガルは5分間と表示されたロスタイムも終わりかけの時、FWバレラがヘディングで値千金のゴールを決め同点に。試合はそのまま終了し2―2で引き分けとなった。
ポルトガルはドイツ戦で退場処分を受けたDFペペや、負傷したFWアルメイダやDFコエントランを欠く厳しい戦いとなったが、土壇場で決勝トーナメントへの望みをつないだ。G組の次戦、ポルトガル対ガーナ戦、米国対ドイツ戦はそれぞれ26日に行われる。