目標は「東京五輪の団体金」 体操の内村航平選手
「2011年、12年は被災地の人たちのために演技していたという感じは本当にある」「体操でどうやったら被災地の人たちに力を与えられるかなってすごく考えた。いい演技をすることしか僕にはできない」
多くのアスリートが目標にしているのは16年のリオ五輪だろう。ところが内村選手が目指しているのは東京で開かれる20年大会だ。
「(年齢的に)ぎりぎり続けるか続けられないかの時に東京オリンピックがあるというのは運命だと思う」と語る内村選手。「それをモチベーションにすごくがんばれると思う。地元でオリンピックがあるのなら目指さなければいけないと思った」
12年のロンドン五輪では男子個人総合で28年ぶりの金メダルを日本にもたらした内村選手だが、団体で金に届かなかったことが心残りだ。
「(東京五輪では)必ず団体で金を取らなければと思う」