数百人がヌード写真撮影、スーパーの反対撤回で実現へ 豪州
(CNN) オーストラリア南東部のメルボルンで7月に、数百人が全裸で建物の屋上に集合する写真の撮影会が開かれる。計画に反対していたスーパーマーケットが反対を撤回したことから、実現が可能になった。
撮影会は米ニューヨークのアーティスト、スペンサー・チュニック氏が企画し、大手スーパーマーケット、ウールワースのメルボルンにある店舗の駐車場屋上を使用する。同社は当初、買い物客の多い土曜午前の営業に支障が出るとの理由で反対していたが、主催者が日程を変えたことからゴーサインを出した。
ウールワースによれば、撮影会は客が少ない月曜午前の実施に変更された。
CNNの取材に電子メールで応じたチュニック氏は、ウールワースの許可が出たことを歓迎し、「保守的なアイデアに同調する企業がますます増える時代の中で、芸術におけるヌードが開かれた自由な社会にとって重要な地位にあると一部が理解してくれることは、安堵すべき重要なこと」とコメントしている。