米大リーグ30球団、計32億円を寄付 球場の従業員を経済支援

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球場の従業員を支援するため、米大リーグ30球団が計32億円を寄付する/Rob Tringali/MLB/Getty Images

球場の従業員を支援するため、米大リーグ30球団が計32億円を寄付する/Rob Tringali/MLB/Getty Images

(CNN) 米大リーグ機構(MLB)のロブ・マンフレッド・コミッショナーは17日、開幕が延期となって影響を受けている球場の従業員数千人を支援するため、30球団がそれぞれ100万ドルを拠出し、計3000万ドル(約32億円)を寄付すると明らかにした。

仕事がなくなった球場従業員に対する支援としては米4大プロスポーツの中では最大級。

マンフレッド氏は、球界の最も重要なメンバーである人々に対して支援をしたかったと表明。各球団が今後、地元社会での支援について詳細を発表するとしている。

案内係や売り子といった球場で働く人たちの多くは、時給で働いたり試合ごとに支払いを受けたりしており、開幕が延期されたことで働くことができなくなる。

MLBは先週、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、春季キャンプの中止を発表。開幕も延期するとしていた。

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