ジョージ・コーエン氏死去、83歳 イングランド代表のW杯優勝メンバー

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イングランド代表で活躍し、所属クラブはフラム一筋だったG・コーエン氏が死去した/Evening Standard/Hulton Archive/Getty Images

イングランド代表で活躍し、所属クラブはフラム一筋だったG・コーエン氏が死去した/Evening Standard/Hulton Archive/Getty Images

(CNN) サッカー・イングランド代表の右サイドバックとして1966年ワールドカップ(W杯)の優勝メンバーに名を連ねたジョージ・コーエン氏が死去した。83歳だった。

元所属クラブのフラムが23日、明らかにした。死因は不明。

フラムの公式サイトには「チーム史上最も偉大な選手の1人、そして最も偉大な紳士の1人でもあったジョージ・コーエンMBEの死去を知り、フラムFCと関わりのある全ての人が深く悲しんでいる」との声明が掲載された。MBEは大英帝国勲章の一つ。

1966年W杯のグループステージ初戦に先立ち、エリザベス女王(右)と握手するコーエン氏/Central Press/Hulton Archive/Getty Images
1966年W杯のグループステージ初戦に先立ち、エリザベス女王(右)と握手するコーエン氏/Central Press/Hulton Archive/Getty Images

コーエン氏はイングランド代表のW杯優勝メンバーで今なお存命の3人のうちの1人だった。イングランド代表は66年大会の決勝で延長戦の末、西ドイツを4―2で撃破。コーエン氏は全試合に出場した。

死去を受け、チームメートや関係団体からはコーエン氏を追悼する声が相次いだ。

イングランド代表の本拠地、ウェンブリースタジアムで写真に収まるコーエン氏=2016年5月撮影/Dave J Hogan/Getty Images
イングランド代表の本拠地、ウェンブリースタジアムで写真に収まるコーエン氏=2016年5月撮影/Dave J Hogan/Getty Images

イングランド・サッカー協会(FA)はデビー・ヒューイット会長のコメントとして、「ジョージ・コーエンの訃報(ふほう)に接し大変な悲しみを覚えている」と投稿した。

コーエン氏の死去により、当時のイングランド代表チームで今も存命なのはジェフ・ハースト氏とボビー・チャールトン氏のみとなった。

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