月着陸のアポロ計画、ゆかりの品がネット競売に

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アポロ15号の船長が月面着陸で使った操縦桿。1万ドルから=RRオークション提供

アポロ15号の船長が月面着陸で使った操縦桿。1万ドルから=RRオークション提供

(CNN) 人類初の月面着陸に成功した米航空宇宙局(NASA)のアポロ計画に使われた機材や宇宙飛行士の私物など、航空宇宙分野のコレクション約600点を集めたインターネットオークションが15日から始まる。

オークションはRRオークションの主催で22日まで開催。アポロ関連品目のほか、1937年にニュージャージー州で墜落事故を起こしたドイツの飛行船「ヒンデンブルク号」の金属片や、同年に世界1周飛行の途中で消息を絶った女性飛行士アメリア・イアハートの署名入り写真などが競売にかけられる。

1969年に人類を初めて月に送り込んだ「アポロ11号」の関連では、月に持って行った米独立宣言書のコピーや、マイケル・コリンズ、バズ・オルドリン両宇宙飛行士が個人的に保管していた記念品など70品目が出品される。

また、「アポロ15号」のデービッド・スコット船長が1971年の月面着陸の際に使った回転式手動操縦桿(かん)は、最低入札価格が1万ドル(約100万円)。

このほか署名入りの地図や写真、宇宙服なども売りに出される。

アポロ計画で使われた機材などは多くが月や宇宙に残され、地球に戻ったものは宇宙飛行士が記念品として保管したり、博物館に寄付されたりしていた。

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