クルーズ船の乗客専用アイランド、バハマに新装オープン
(CNN) 米クルーズ大手ロイヤル・カリビアンがバハマ諸島に所有する乗客専用の島「ココケイ」が改装され、大規模なウォーターパークやレストランを備えた新たな寄港地としてこのほどオープンした。
同社が2.5億ドル(約280億円)をかけて改装した島は「パーフェクト・デイ・アット・ココケイ」。
新設された「スリル・ウォーターパーク」には、計13本のカラフルなウォータースライダーが走る。このうち1本の高さは41メートルと、北米トップだ。
カリブ海で最も大きい淡水プールと波のプール、全長約490メートルのワイヤーロープ伝いに空中散歩が楽しめるジップライン、高さ約140メートルの上空から島を一望できる係留式のヘリウム気球も設置されている。
今年中にはさらに、滑り台付きの水上コテージが並ぶ「ココ・ビーチ・クラブ」もオープンする。海の風景と一体化させたインフィニティプールの長さは約800メートルに及ぶ計画だ。
専門家によると、多様なアトラクションは常連の乗客に新たな楽しみを提供するだけでなく、クルージングに参加したことのない新規顧客の関心を集めたり、ほかの寄港地の混雑を調整したりするうえでも役に立つ。
バハマにはディズニー・クルーズ・ラインの「キャスタウェイ・ケイ」やホーランド・アメリカの「ハーフ・ムーン・ケイ」など、ほかのクルーズ会社が所有するプライベート・アイランドもある。