「7月派」と「8月派」に分かれるバカンス、今年も大渋滞発生か フランス
一方で7月派は、8月より人が少なく、ホテルの料金も安いなどの利点を挙げる。静かなビーチで革命記念日を迎えるほうがいいという声もある。
いずれにしても避けられないのが、7月と8月の境目の週末に起きる大渋滞だ。旅行に出かける8月派と帰宅する7月派がぶつかって、国内各地の道路に車があふれ返る。1975年には、パリからスペインへつながる全長800キロの国道のうち、450キロがストップする「世紀の大渋滞」が起きた。
運輸省の交通情報サービスによると、今年も過去と同様、のべ700キロあまりの渋滞が予想されている。