インド、1年半ぶりに観光客の受け入れ再開

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インディラ・ガンジー国際空港を利用する人々=8月24日、インドのニューデリー/ T. Narayan/Bloomberg/Getty Images

インディラ・ガンジー国際空港を利用する人々=8月24日、インドのニューデリー/ T. Narayan/Bloomberg/Getty Images

ニューデリー(CNN) インド政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大で1年半にわたって見合わせていた外国人向け観光ビザの発給を開始すると発表した。

インド内務省の発表によると、今月15日から、チャーター便で到着した外国人観光客の受け入れを開始。11月15日からはそれ以外の観光客も受け入れる。

出張や外交、留学などを目的とする入国者は、数カ月前から暫定的に受け入れを再開していた。

外国人観光客や運輸業者などに対しては、保健家族福祉省がその都度通知する新型コロナウイルス関連の手順や規範を全て順守するよう求めている。

インドは今年に入って世界の流行の中心地となり、ピーク時の4~5月には1日に数千人が死亡していた。同国で最初に見つかったデルタ変異株が原因と指摘されている。

米ジョンズ・ホプキンス大学の統計によると、インドの症例数はこれまでの累計で3389万4312例、死者は44万9856人。人口の18.63%がワクチン接種を完了している。

米疾病対策センター(CDC)の新型コロナ関連渡航勧告では、インド渡航の危険度を4段階で下から2番目の「レベル2」に分類。渡航する場合は事前にワクチン接種を完了し、接種していない場合は不要不急の渡航を自粛するよう勧告している。

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