スコットランドの「ネッシー」、50年ぶりの大捜索作戦実施へ
(CNN) 英北部スコットランドのネス湖にすむといわれてきた未確認生物「ネッシー」のなぞに迫ろうと、約50年ぶりに大規模な捜索作戦が実施される。
26~27日に予定される捜索の模様はインターネット上でストリーム配信され、遠く離れた日本やニュージーランドの「怪獣ハンター」たちからも注目を集める見通しだ。
作戦を率いる「ネス湖センター」の責任者、ポール・ニクソン氏がCNNとの電話インタビューで語ったところによると、約100人のボランティアが現地を調べ、さらに約100人のチームが映像を通して遠隔参加する。
湖周辺の4カ所に設置したウェブカメラの映像に目を光らせ、水面に何かが見えたら録画して提出するのがチームの任務だ。参加希望者は今からでもオンラインで申し込むことができる。
ネス湖センターは、湖畔の古いホテルに開設された。90年前にこのホテルの支配人夫人が、「水獣」ネッシーを見たと証言したことが知られている。
同センターは改修工事を経て今年再開され、「ネス湖探検隊」(LNE)というボランティア研究団体と共同でネッシーの捜索に乗り出すことになった。