学校のアルバムに「Isis」、ムスリムの生徒が抗議 米
一方、イスラム教市民団体の米イスラム関係評議会(CAIR)は8日、ロサンゼルス事務所の公民権担当弁護士が調査に乗り出したことを明らかにした。
ロサンゼルス事務所の責任者によると、CAIRがゼリフさんの家族とともに懸念しているのは、背後に偏見の要素がなかったかという点、そしてテロ組織のメンバーであるかのような記載が本人の身の安全に影響を及ぼさないかという点だ。同責任者は「ISISのような極悪非道の集団と関連付けられる屈辱に、どの生徒も直面させてはならない」と強調した。
ゼリフさんの投稿には、「ひどい間違いだ」「許せない」と共感を示すコメントが寄せられている。
シリアとイラクを拠点とするISISの台頭にともない、これまでに同名の製薬会社やモバイル決済ベンチャーなどが、テロの連想を避けるためとして名称変更に踏み切っている。