クリントン氏とトランプ氏、90分にわたり舌戦 初のテレビ討論会
討論会で最も注目を集めた瞬間のひとつは、オバマ米大統領の「出生問題」についての議論。
オバマ氏はケニア生まれで、大統領の法的資格となる米国生まれではないのではないかなどと主張する「バーサー運動」に関連し、トランプ氏は先ごろ、オバマ氏は米国生まれだと認める発言をしていた。
クリントン氏は、トランプ氏が「人種的なうそ」を長引かせたと非難。クリントン氏は「トランプ氏は人種差別的な行動を長い間行ってきた」と指摘した。
一方、トランプ氏は、クリントン氏が2008年の大統領予備選でオバマ氏に対して厳しい批判を行ってきたと指摘。実際以上に自分をよく見せようとしてもうまくいかないと切り返した。