DACA廃止へ、米15州と首都が撤回求め提訴

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DACAの撤廃方針に反対して15州と首都の司法長官が訴訟を起こした

DACAの撤廃方針に反対して15州と首都の司法長官が訴訟を起こした

ワシントン(CNN) 幼少期に親に連れられて米国に不法入国した若者を対象に強制送還を免除する措置「DACA(ダカ)」についてトランプ米政権が撤廃する方針を示したことを受け、ニューヨーク州など全米15州と首都ワシントンの司法長官は6日、決定の取り消しを求めて訴訟を起こした。

司法長官らはトランプ大統領がDACAを撤廃する方針を示したことについて、憲法違反の恐れがあると指摘。撤廃の方針が差別的な理由に基づくものであるほか、適正な手続きにのっとっていないなどとしている。

弁護士によれば、DACAの対象者の多くはメキシコ系の人々だが、トランプ氏はこれまでにもメキシコ系の連邦判事に「口撃」を行うなどメキシコ人に対して攻撃的な発言をしている。

トランプ氏の過去の発言は、これまでのトランプ政権が打ち出してきた政策に対する訴訟でも取り上げられている。

ニューヨーク州のシュナイダーマン司法長官は、「移民はニューヨーク州にとっての活力源だ」と指摘。DACA廃止の決定は「残酷で非人道的だ」と批判した。

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