民家に小型機が墜落 乳児含む3人死亡、家にいた女性も重体 米ユタ州
(CNN) 米ユタ州ソルトレークシティー郊外で民家の庭に小型機が墜落し、警察によると、乳児1人を含む少なくとも3人が死亡した。
米連邦航空局(FAA)によれば、6人が搭乗する小型機「パイパーPA―32」が25日午後、同州ウエストジョーダンにある民家の庭に墜落した。
ウエストジョーダン警察によると、この事故で、同機のパイロットのリー・ワイコフさん(43)と、生後9か月のワイコフさんの子ども、およびミルダ・シボニスさん(36)の3人が死亡した。
ワイコフさんの妻は重体となり、2歳の子どもが重度のやけどを負っている。12歳の女の子は地元の病院で手当てを受けて退院した。
警察の26日のツイッターによると、同機が墜落した民家では、家の中にいた72歳の女性が重体となった。
墜落した「パイパーPA-32」は、この写真の航空機に似た機体だった/Shutterstock
ウエストジョーダン市によれば、ほかにも住宅3棟が損傷する被害が出た。
墜落原因は分かっておらず、FAAと米国家運輸安全委員会(NTSB)が調査を行っている。