サウジ地方選 女性に初の参政権、6人が当選
米国務省によると、議員は定数の半分を選挙で選び、残る半分は国王が指名する仕組み。
サウジアラビアではイスラム教スンニ派の戒律の厳格な解釈に基づいて男性が女性の保護者となる制度があり、女性の旅行や通学にも男性が付き添わなければならない。
それでも徐々に女性の立場は改善されつつある。女性の投票権は2005年に提案され、国王が2011年、地方議会選挙で女性の投票と立候補を認めるよう指示した。
政府によると、働く女性の数は2004年の2万3000人から、15年には40万人へと増えている。