有志連合、数週間内にISIS「首都」攻略へ 米国防長官
ISISに関しては、世界のどこかでテロ攻撃を企てているとの懸念が出ている。
イラク駐留米軍のトップであるスティーブン・タウンゼンド中将はメディアに対し、「ラッカ周辺を孤立させることは必要不可欠だ」と述べた。ラッカ市内で「外部に向けた大規模な攻撃作戦の計画が進んでいる」ことを示す情報が集まっているからだという。
同中将は「どれほど差し迫ったものかは分からないが、懸念すべき問題だ」と指摘。「彼らが何かを企んでいることは分かっており、それは外部での(テロ)計画にほかならない。ただいつ、どこで起きるのか、正確なところは不明だ」と述べた。
また、NATOの会議では東欧におけるロシア抑止も大きなテーマとなった。カーター長官は記者団に対し、欧州での抑止力増強のため、米国が来年初めにも域内へ機甲旅団を派遣することを明らかにした。