英エリザベス女王の別荘、公共施設閉鎖で「トイレ」被害
ロンドン(CNN) 英北部スコットランドにあるエリザベス女王の別荘、バルモラル城の敷地内で散歩中に用を足す市民が後を絶たず、スタッフがツイッター上で配慮を呼び掛けている。
英国内では新型コロナウイルス感染拡大に伴うロックダウン(都市封鎖)措置でほとんどの公共施設が閉鎖される一方、戸外での運動などは認められている。外出先でトイレに行きたくなると、どこかでこっそり用を足すしかない。
28日のツイートによれば、バルモラル城の敷地内で多くの使用済みウェットティッシュが見つかっている。これらは分解されて土に還るわけではないうえ、散歩道や建造物のすぐ近くに捨てられていることが多いという。
スタッフはツイートで、小用を足すのは池や小川から30メートル以上離れた場所にしてほしいと協力を求めた。また大便の場合は、建物や散歩道、水路、家畜からできるだけ離れた場所を選び、用を済ませたら浅い穴に埋めてから芝で覆っておくよう呼び掛けた。
Disappointed to see so many wipes discarded on the Estate today. Next to paths and monuments. Please remember there are no public toilets open for miles around at the moment. pic.twitter.com/QRXixXWZRL
— balmoralcastle.com (@Balmoral_Castle) June 27, 2020