中国で今月2度目の熱波、67都市に最高レベルの警報発令
4段階の警報のうち、最も高い赤色警報は40度以上、上から2番目のオレンジ警報は35度以上の気温に対して発令される。
25日の時点で67都市に赤色警報が出された。南部の広州では猛暑が23日間続く見通し。同地を襲う熱波としては1951年以来、最長の記録となる。
新疆気象観測所の専門家は24日、国営メディアに対し、熱波が続いたために国境地帯の山間部の氷河が解けるペースが加速して、鉄砲水や地滑り、土砂崩れなどの自然災害が多発していると語った。
中国南部では5月以来、大規模な洪水や土砂崩れのために数十人が死亡し、数百万人が避難している。