オバマ氏、「良識的な銃規制法」導入を要請 米高校乱射受け

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オバマ前大統領、銃乱射事件後の会見を振り返る

ワシントン(CNN) 米フロリダ州パークランドで起きた銃乱射事件を受け、オバマ前米大統領は15日、ツイッターで立法府による銃規制の施策を求めた。こうした施策は「遅きに失した」としている。

オバマ氏はこの中で、「我々はパークランドとともに悲嘆に暮れている。しかし無力ではない」と言及。「子どもたちのことを思いやるのが我々の第一の仕事だ」としたうえで、「遅きに失した、良識に基づく銃規制法」などの導入を求めた。

バイデン前副大統領も同日これに先立ち、連邦議会は「行動を取り、こうした暴力に遭わずにすむ家族を増やす道徳的な義務がある」とツイートした。

フロリダ州パークランドの高校で14日に起きた乱射事件では、銃撃犯が17人を殺害。米現代史上で10番以内に入る犠牲者数を出している。

トランプ大統領がホワイトハウスから全米に向けて行った演説では、銃規制をめぐる論議について一切言及しなかった。ただ、今月行われる州知事や司法当局幹部との会談で、学校の安全向上に向けた政策を話し合う計画だと明らかにした。

オバマ氏はコネティカット州のサンディフック小学校で2012年に起きた銃乱射事件の後、銃関連法案を通過させるよう連邦議会に働きかけたものの難航。最終的には、銃撃事件の抑制に向けた一連の大統領令を出す結果になっていた。

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