刑務作業中に逃亡、40年後に逮捕 米受刑者
(CNN) 米サウスカロライナ州で刑務作業中に逃亡した受刑者が40年後にデラウェア州で逮捕される出来事があった。
サウスカロライナ州当局によれば、デラウェア州で逮捕されたのはホセ・ロメロ受刑者(64)。同受刑者はデラウェア州で偽名で生活していたが、昨年12月28日に同州ドーバーで、偽の身分証明書を警察に提示した後、逮捕された。警察は、アルナルド・フィゲロアの名前で手続きを行い、いったん釈放していたが、ロメロ受刑者と指紋が一致したことがわかった。同受刑者は1月1日に逮捕された。
同受刑者は、公共の場での酩酊(めいてい)や不法侵入、偽造などの罪に問われている。
同受刑者は、凶器を使った強盗の罪で18年の刑が科されたが、1979年12月13日にサウスカロライナ州アンダーソン郡で逃亡していた。
同受刑者はサウスカロライナ州に移送された後、残りの刑期約7年を務めるほか、逃亡についても罪を問われて刑期が加算される見通し。