海岸に足が漂着、10年で13件目 カナダ西部
(CNN) カナダ西部ブリティッシュコロンビア州の検視当局は10日までに、同州の海岸で靴の中に入った状態の足首部分や脚部下位の部位が流れ付いているのが発見されたと報告した。
ばらばらになった足首部分などが海岸で見付かったのは過去10年で13件目。検視当局の報道担当者は初期段階の調べでは人間のものを示唆していると指摘。検査などしてさらに詳しく調べるとしている。頸骨(けいこつ)や腓骨(ひこつ)の部分も同じく回収されたという。
以前に見付かった足首部分などの12件はいずれも人間のものだった。このうち8件で身元を突き止め、計6人の足首などだったことを突き止めていた。
検視当局は12件について犯罪行為は絡んでいないと断定。ただ、この判断の根拠については触れていない。
犬を連れて海岸を散歩していた男性が見付けた13件目についてカナダ連邦警察や検視当局が身元や死因などを調査している。失踪者リスト上の人物との照合などを進める方針。
足首部分などの漂着がこれほど相次いだ原因は不明。検視当局の報道担当者は、13件の全てに関連性があると推察出来る理由はないと述べた。