飼い犬とヤギの射殺、サウスダコタ州知事が弁明 トランプ氏の副大統領候補

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米サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事=2023年9月/Jonathan Ernst/Reuters/File via CNN Newsource

米サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事=2023年9月/Jonathan Ernst/Reuters/File via CNN Newsource

(CNN) 米サウスダコタ州のクリスティ・ノーム知事(共和党)は、家族の営む農場で犬1匹とヤギ1匹を殺していたことを、近日発売予定の著書の中で明らかにした。

ノーム知事はドナルド・トランプ前大統領の熱烈な支持者。トランプ氏は米大統領選挙に向け、ノーム氏を副大統領候補の一人に絞り込んでいることを認めている。

著書の抜粋は英紙ガーディアンが入手した。この中でノーム氏は飼い犬の「クリケット」を殺した理由について、「訓練不可能」「接触する相手を誰であれ危険にさらす」「狩猟犬として役立たず以下」と決めつけ、「私はあの犬が大嫌いだった」と回想した。

クリケットは「訓練された暗殺者」のようだったと同氏は言い、電子首輪で飼いならすことも試みたと説明。しかし近所のニワトリを襲って自分をかんだ出来事をきっかけに処分することを決め、砂利採取場で射殺したという。

「楽しい仕事ではなかったが、そうしなければならなかった。それが終わると、もう一つ片づけなければならない不愉快な仕事があった」

抜粋によると、ノーム氏は次に同じやり方でヤギを射殺した。ノーム氏はこのヤギについて「性悪で扱いにくい」「ムカムカするジャコウのような悪臭がする」と形容。ノーム氏の子どもたちを追いかけて突き飛ばすのがこのヤギの習慣だったと振り返った。

ノーム氏は26日、このガーディアンの記事の写真をX(旧ツイッター)に掲載し、農場では珍しいことではないと弁明。「私たちは動物を愛しているが、農場ではこうした厳しい決断をすることが常にある。さらに現実的で率直かつ政治的に不適切なメディアをあぜんとさせるストーリーを望む方は、『No Going Back』の予約注文を」と呼びかけた。

28日には改めて自分の行為は合法だったとする声明をXに投稿している。

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