抗生剤投与の食肉使用状況、16社が不合格 米飲食店調査

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

マクドナルドは米国内の店で出す鶏肉を、医薬品に影響を及ぼす抗生剤を使っていないものに100%切り換えてC+評価を獲得。ただし「牛肉と豚肉については言及がない」(報告書)という。

ウェンディーズは鶏肉の50%を医薬品に影響を及ぼす抗生剤を使っていないものに切り替えてC評価、ピザハットとパパジョーンズは「努力の跡がうかがえる」としてD評価だった。

一方、KFC、デニーズ、ダンキンドーナツ、バーガーキング、ドミノ、スターバックスなど16社は、「供給チェーンにおける抗生剤の使用を減らすための行動を起こしていない」として不合格判定を受けた。

報告書によると、抗生剤は密集状態で育てられる鶏や家畜の不衛生な環境に対処する目的で投与され、人に抗生剤を投与しても効かない耐性菌の問題の悪化を招いている。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「Business」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]