メキシコ外相、NAFTA離脱を示唆 「条件不利なら」
例えば、自動車の場合は部品の62.5%分となっている。同長官はこの一定量の増加を見込んでいるとみられるが、具体的な比率は明かしていない。
メキシコのペニャニエト大統領は再交渉への大まかな対応策を既に示し、米国内にいるメキシコ人保護、無関税、電子商取引や原産地規則に関する新たな条項に言及した。
米国とメキシコは再交渉の実際の進め方でも意見が分かれている。ロス長官は今年3月10日、メキシコのグアハルド経済相との共同記者会見で、カナダとメキシコとの個別交渉への期待を表明。この発言を受けグアハルド氏は全体的な合意は3者が一緒の舞台で交渉されるべきとすかさず切り返していた。