火星の石にレーザー照射、成分分析へ キュリオシティ

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火星探査機「キュリオシティ」が体験した「恐怖の7分間」とは?

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)は日本時間19日、火星に着陸した無人探査車キュリオシティから約3メートル離れた石にレーザーを照射させ、成分の分析を試みる。

NASAジェット推進研究所(JPL)の技術スタッフが記者団に語ったところによると、調査対象に選ばれた直径約8センチの石「N165」に、化学カメラからレーザーを照射する。14ミリジュールのエネルギーを持つレーザー光を10秒間に30回当て、石から発生するガスの組成を調べるという。

キュリオシティは今月6日、火星への着陸に成功した。JPLが17日発表したところによると、キュリオシティはこの後着陸地点から地表を走行し、まず約400メートル離れた岩場でドリルを使った地質調査を実施する。

目的地の「シャープ山」までは約8キロメートルの距離があり、ふもとに到達するのに1年近くかかる見通しだ。

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