娘2人の「入れ墨」阻止の秘策は? オバマ氏夫妻の教育術
(CNN) オバマ大統領は25日までに、娘2人が「入れ墨」を望んだ場合、ミシェル夫人と共に娘と全く同じ図柄を同じ体の部分に入れ、動画投稿サイト「ユーチューブ」で家族の入れ墨として公開すると言い聞かせ、思いとどまらせている「教育術」を披露した。
24日に放映されたNBCテレビとの会見で明かした。オバマ氏はこの中で、マリアさんとサーシャさんの娘2人に「何が格好良くて、良くないのか」の情報を常に仕入れていると説明。
その上で、格好良いと言われたことは実はそんなに格好良くはないことを教えるすべを自分とミシェル夫人は承知していると指摘。入れ墨の例は、娘が反抗の良い方法と受け止めることを考え直させる効果的な戦術と自賛した。
また、ミシェル夫人が今月初旬、CNN系列局との会見で、自らを「多忙なシングルマザー」と称した失言に触れ、「彼女が時にはそう思っていることに間違いはない」と発言。
米上院選や大統領選に出馬した時、1週間も自宅を不在にしていた時期もあったと振り返り、仕事の処理と子どもの世話を同時に強いられ続けた妻の重荷への理解を示した。
ミシェル夫人は後で失言に気付き、「シングル」との言葉を使うべきではなく、「多忙な母親」と表現すべきだったと訂正している。