パリ郊外で目撃の動物、トラではない 当局が断定
(CNN) パリ東部の森で目撃された大型のネコのような動物は、結局トラではなかった。フランス当局は、この動物の足跡の分析結果を示し、そう結論付けた。
ただ、この動物が一体どういう種類の猫なのかは依然謎のままだ。そこでパリ郊外セーヌ・エ・マルヌ県は住民に、出歩くときは注意し、木の多い場所は避けるよう呼び掛けている。
しかし、フランス国立野生動物・狩猟委員会のエリック・ハンセン氏はCNNの系列局BFMに対し、猫の種類を問わず、人に危険が及ぶことはないと語った。
この猫科の動物は13日、「ディズニーランド・パリ」からそう遠くない場所で最初に目撃された。同日、麻酔銃を持った警官らが1日中捜索したが、発見には至らなかった。
しかし、住民はさほど心配はしていないようだ。14日のインタビューでは「動物が怖がっているのでは」という声や、「単なる冗談でしょう」という声も聞かれた。